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金融関係の連帯保証人は慎重が上にも慎重に

若いころの体験談となります。新入社員教育を担当している時期があり、ビジネスパーソンのエチケット入門とか、職場の人間関係、仕事の基本、冠婚葬祭のマナーなどを教える仕事をしていました。

 

小さな会社でしたので、大学卒業者も高校卒業者も一緒に教育対象としており、社会に慣れている人もいれば世間知らずの人もいたので、口酸っぱく注意していたのは、金融関係の連帯保証人を引き受けるのは慎重が上にも慎重にせよということでした。他人から頼まれたときは、私の名前を出してもいいから、金融関係の連帯保証人は引き受けてはならないと言われていると言え、とまで念を押していたのです。

 

にもかかわらず、引き受けてしまった新入社員がいました。同期の新入社員に頼まれたのでということでした。当該本人は多額の借金をし、返済できないまま行方不明となり、私の仕事も大変でしたが、保証人を引き受けた本人はもっと大変でした。とりあえず親御さんからお金を借りて、事なきを得たのです。

 

私が間に入り、雲隠れした社員の郷里の親御さんのところに出向き、一切合切を話して彼が弁済した分を出してもらい、一応は落着しました。まかり間違っていれば、他人の借金を本当に返済しなければならなかったケースです。